A view of health for all 〜「まち」「ひと」「もの」に健康観を

作業療法士が日々意識している日常。 「まち」「ひと」「もの」の健康観について。生きるため、糧持ちになりたい人のかかりつけの存在を目指す。

介護保険サービスで自立できるか?

本日もblogをご覧いただきありがとうございます(^^)

介護保険の現状についてです。

介護認定を受けると要支援1、2・要介護1、2、3、4、5の段階で認定を受けます。

要介護認定の流れはこちらをご覧ください。
www.mhlw.go.jp


厚生労働省の全国集計をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/m20/xls/2007-z1.xlsx

数字をみると男女共に要介護1の人数が最も多いと思います。

介護の必要な度合いは要支援1→要介護5の順に重度化します。

要介護1の状態は、立ち上がりや歩行が不安定で転倒の危険性が高くなっており、排泄や入浴などに見守りや手助けなどに支援が必要な状態です。
要介護2となる場合、薬を飲み忘れる、鍋を焦がすなど、認知機能の低下による日常生活に影響が出てくることが要介護1の状態と伴っている状態です。

※上記はこれまでの経験からの主観です。あくまでもイメージとして参考にしてください。


要介護1の状態像から考えると、いかに転倒の危険性を減らす、生活動作の介助量を減らすかが重要だということになるのではないでしょうか?

よく筋力トレーニングをして転倒しないようにしましょうとプログラムを立案しますが筋力トレーニングをしても転倒する人は転倒します。

rehealth.hatenablog.com


確かに大切なことなのですが、個々の生活様式は違います。その生活様式を理解して環境を調整し、自分で出来るように支援することが自立に繋がる支援だと思います。

身体のことに囚われずに生活動作や環境を見直すことが自立への近道だと思います。

介護保険サービスからの自立はなかなかありません。

ですが地域での新しい支援の仕組みができると介護保険サービスからの自立者が増えてくるのではないでしょうか?


https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/dl/link1-3.pdf
厚生労働省:地域包括ケアシステムより引用〕

rehealth.hatenablog.com

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