A view of health for all 〜「まち」「ひと」「もの」に健康観を

作業療法士が日々意識している日常。 「まち」「ひと」「もの」の健康観について。生きるため、糧持ちになりたい人のかかりつけの存在を目指す。

麻痺した手足に感覚を入れる「沢山の経験を繰り返し積み上げる」大切さ

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片麻痺後遺症のある方へのリハビリですが

大切にしていることは「沢山の経験を繰り返し積むこと」です。

麻痺が起こると麻痺のない手足で生活をされると思いますがその継続で麻痺した手足への意識が薄れている方が多いように感じます。

麻痺が重度であればその傾向は強いです。

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重度右片麻痺

重度右片麻痺があり右肩は亜脱臼傾向で常時右腕をスリングで固定しておられた方です。

脱臼の危険性は高いですが固定してしまえばそのままで関節が硬くなってしまいます。

右腕への意識を向けること(自己管理ができるようになる)が出来るようになるために

しっかりと関節を動かす、筋の収縮を促すようにし、応用動作として物を用いた動作を行い、

肩、肘、手首、手指の複合的な動きを経験してもらいます。

このように経験を繰り返し積み上げていくことで麻痺した手足に意識が向くようになり、生活動作が変わっていきます。

硬いものや柔らかいもの、重いものや軽いもの、熱いものや冷たいもの沢山経験しましょう。

重度の麻痺があるため歩行は装具をつけて介助にて行っていたそうです。

今は感覚をしっかり入れるために装具は使用せず歩行は行うようにしており、少しずつ歩き方が安定してきました。






手足に感覚を入れる「沢山の経験を繰り返し積み上げる」大切さが伝わりましたでしょうか。

継続すること、積み上げることが大切だと思います。



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